家族や親族に、心臓病(狭心症、心筋梗塞、不整脈)になった人がいる。
肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病のいずれかの持病がある。
喫煙者である。または家庭内に喫煙者がいる。
ほとんど運動をしない(1回30分以上の運動は週2回以下)
自覚的なストレスがある。
階段や坂道をのぼると、動悸や息切れがする。
ちょっとした距離を歩いただけで、心臓の鼓動を感じる。
一瞬、キュッとする胸の痛みを感じることがある。
高血圧、糖尿病のいずれかの持病がある。
コレステロール値の異常がある。
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞をしたことがある。
透析治療を受けている。
家族や親族に上記の病気を持った人がいる。
喫煙者である。または以前喫煙していた。
ある日突然足先が冷たく感じだした。
最近、足先に傷ができるとなかなか治らない。
心筋梗塞と狭心症は、いずれも心臓の筋肉(心筋)に血液を送る冠動脈の病気です。
心筋梗塞は、冠動脈の血流がほとんど止まってしまい、心筋に血液が流れなくなった状態です。
狭心症は、冠動脈が完全にふさがる前の状態で血流が悪化し、心臓が一時的に酸欠状態となって起こります。
心筋梗塞・狭心症の原因はいずれも冠動脈の動脈硬化です。
心不全とは病名ではなく、様々な心臓病の影響で心臓のポンプ機能が低下し全身の組織の代謝に対して必要量の血液を送ることができなくなった状態のことを言います。
心臓のポンプの機能が低下して、全身に十分、血液を送り込めなくなることで、まず「息切れ」がおこり、さらに1回の送りだす量が減った分、心拍数が増えるので「動悸」がおこると考えられています。
不整脈とは、脈の打ち方がうまく行かない状態で、脈が速くなる「頻脈」、脈が遅くなる「徐脈」、脈が不規則になる「期外収縮」の3種類があります。
当クリニックでは、ホルター心電図検査で不整脈の種類、頻度を診断します。
弁膜症とは、心臓にある弁に障害が起き、本来の役割を果たせなくなった状態ををいいます。
弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる「狭窄」と、弁の閉じ方が不完全なために血液が逆流してしまう「閉鎖不全」があります。
閉塞性動脈硬化症は、主に足(下肢)の動脈に動脈硬化が起こり、狭くなるか詰まるかして足を流れる血液が不足します。
それによって足にしびれや痛み、歩行障害など様々な障害が現れてきます。